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廃棄された竹を「竹炭」に。畑の土に還す、農園のもうひとつのしごと

8月29日
読了時間: 3分

しもつけダンク農園では、野菜を育てて収穫するだけでなく、その手前にある「土をつくる」しごとも大切にしています。

先日は、行き場のなくなった竹を使って竹炭づくりに挑戦しました。

捨てるはずだった竹を、炭にする

竹は成長が早く、放っておくと畑や山にどんどん広がります。伐った竹はそのままでは扱いに困る、いわば厄介者です。

その竹を焼いて炭にし、畑の土に混ぜて使う。捨てられるはずだったものが、次の野菜を育てる材料に変わります。炭は昔から土づくりに使われてきた資材で、農園でも土壌改良の目的で使っています。

その日の手順

  1. 地面を掘って、炉になるくぼみをつくる

  2. 炭焼き用の鍋のような器を据える

  3. まわりをコンクリートブロックで囲い、上に蓋をのせる

  4. 切りそろえた竹を入れて火を入れ、様子を見ながら焼く

写真は火を入れた直後のものです。ブロックの積み方ひとつ、蓋の置き方ひとつに「どうすればうまく焼けるか」という工夫が入っています。

火を扱う作業なので、水の用意と人の配置を決めてから始めています。

農作業は、収穫だけではありません

農園というと、野菜を植えて採るところを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど実際の一日には、それ以外の作業がたくさんあります。

  • 土を掘る、ならす

  • 資材を運ぶ、積む

  • 火の番をする、道具を片づける

  • 収穫したものを袋に詰める、値札を貼る

体を大きく使う作業が得意な方もいれば、細かい手作業のほうが落ち着く方もいます。作業の種類が多いということは、それだけ役割の選び方があるということです。しもつけダンク農園では、その日の体調やご本人の得意なことに合わせて作業を選んでいただいています。

この竹炭づくりも、そうして生まれた作業のひとつでした。

「考える!やってみる!進化する!」

こうして焼いた炭は、畑の土づくりに回ります。同じ場所で、いずれピザ窯もつくれるのではないか——そんな話も出ています。

うまくいくかどうかは、やってみないと分かりません。それでも、思いついたことを形にしてみる時間が、農園のいちばん面白いところだと思っています。

なお、農園の畑では栽培期間中農薬不使用で野菜を育てています。土づくりに手をかけているのは、そのためでもあります。

見学のご案内

しもつけダンク農園は、栃木県宇都宮市叶谷町にある就労継続支援B型事業所です。

「畑の作業ってどんな感じだろう」「自分にもできる作業があるだろうか」と気になった方は、まず見学からで構いません。実際の作業の様子をご覧いただけます。

ご見学・ご相談はお問い合わせページからお気軽にどうぞ。

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